17e Festival International du Film sur l'Art
 モントリオール国際美術映像フェスティバル 体験記
                      
湯山ななえ

 1999年3月8日、田中敦子さんのドキュメンタリー上映に立ち会うべく、私は厳寒の土地カナダ東部にある街、モントリオールへと飛び立った。
 今回、私は初めてこの映画祭を観てきたのだが、17年という歴史を数えるだけに大規模で豊かなものだった。25カ国から150作品が参加し、1週間の会期中、市内にある6つの会場でそのすべてが上映される。一般の入場券は7ドル(1ドル=約80円)だが、50ドルだせば10回券とカタログのキットが買える。一回につき、2,3作品がセットで上映されることが多いので、このキットで観たいものをほぼ網羅できるのではないかと思う。会場となる美術館や映画館の協力はもとより、国や市、企業が協賛しているからこその値段だろう。私の泊ったホテルも協賛していたので、映画祭出品者や関係者はかなり安く泊れたし、着いたときには必要書類一式がきちんと届けられていた。スポンサー集めには、地元の名士たちもパーティーを主催したりして協力するのだそうだ。モントリオールは小さな地方都市だが、近代化が進んでいて大企業も多く進出している。ニューヨークも近い。その一方で、この規模をいかした家庭的なコミュニティーを形成しているのではないだろうか。

 映画祭の参加作品すべてを観たわけではないので、はっきりとは言えないが、今年は特に面白い作品が多い年だったというわけではないようだ。とはいっても、この規模で毎年開催する関係者の熱意には頭が下がる。アート・ドキュメンタリーを扱った映画祭の第一人者の貫録は十分である。観客層は文化関係者や学生風の人が多かったけれど、どの会場もかなり人が入っていたから、一般の人もたくさん観にきていたのではないだろうか。年齢層も幅広い。作品が、美術、音楽、映画、舞台、ダンス、建築、文学、モードと、芸術全般にわたって選ばれていることも、より多くの人を惹きつけている理由の一つだ。

オープニングパーティーで
オープニングパーティーで(左がロゾン氏)
 この映画祭を17年間ずっと企画しているディレクターのロネ・ロゾン氏は、毎朝プレス上映が行われるゲーテ・インスティテュート(ドイツ文化センター)にコーヒーカップ片手に顔を出し、昼から夜中まで行われる一般上映会場にも現れた。上映が終わっても、廊下でいろんな人と挨拶を交わしながら休む間もなく次へ向かう。それでも、彼は会期中のほうが楽なのだと聞いた。これが終わればすぐに来年の準備が始まる。応募作品は毎年600本以上あるらしいが、ロゾン氏がそのすべての作品に目を通し、上映作品を決定するのだそうだ。あの小柄な細身の体でこのフェスティバルを動かしているのだ。大変そうだけれど、とても楽しそうに見えた。

 今回の旅の一番の収穫は、田中敦子さんのドキュメンタリー上映でこの映画祭に参加できたことだが、モントリオールを知ったことも大きい。フランス語圏だが、英語も通じるし、ヨーロッパで感じるような冷たい孤独感がない。人もゆったりとしていて穏やかだ。それでいて、文化に対する意識は高い。ここで何年か暮らしてみたい、勉強してみたいと思わずにはいられなかった。

 以下は、恥ずかしながら私の滞在日記である。

3月9日・快晴・-3℃
8:00AM
 昨日の夜遅くに着いたが、ホテルがあまりにゴージャスなので、びっくりして落ち着かなかった。さすがエリザベス女王ホテルだ。
 タクシーのおばちゃんは親切で、「今、モントリオール美術館ではモネをやっている」とか、「田中さんの上映、できれば行くわ。」とか言っていた。一般の人の意識が高いのは本当らしい。ラジオでも、今日からフェスティバルが開催されることをニュースで紹介していた。

大聖堂の向こうが関係者滞在のホテル
大聖堂の向こうが関係者滞在のホテル
 朝起きてカーテンを開けると、思いがけず目の前にカテドラルが現れた。うれしい驚きだ。
 昨日は暗くてわからなかったけれど、これがマリー・レーヌ・ドュ・モンド大聖堂らしい。ホテルは通りをはさんですぐ横だ。大通りを見下ろす青銅の聖人像達、その後ろの煙突から立ち上る煙が美しい。カテドラルの向こうには広場をはさんで高層ビルがそびえ立つ。この部屋の窓は大きくて見晴らしがいい。
 ここでミルトン氏から電話が。今日のオープニングのお誘いだ。よかった。ミルトン氏は日系ブラジル人で、以前はモントリオール映画祭のスタッフ、今は植物園の日本庭園で働いているらしい。気さくでとても明るい人と聞いていたが、本当にそんな感じだ。
 プレス上映をしているゲーテ・インスティテュートに行ってみる。カナダ人の女性作家のドキュメンタリー「Gabrielle Roy」をやっていた。女優を使って、美しく撮ってあった(カナダ作品賞を受賞)。次にロダンのものを観たけれど、彫刻家としての彼の人生の概観のようなもので特に印象的ではなかった。最後にスペインの作品で、キューバの現代美術を紹介したものを観た。ハバナの街が映画のようにノスタルジックに撮られていた。15人の作家の作品が登場する。写真の上に刺青風の細かい絵を描いた作品、コーヒーフィルターに写真を印刷して、白い部屋の天井からいくつもつるしたインスタレーション、黒地に白でかいた人の形のドローイング(目隠ししてある)の下に写真や絵をコラージュした作品などが印象に残った。びっくりしたのは、人の歯をとうもろこしのようにたくさん貼り付けて並べたインスタレーション。遠目にはきれいなのに、アップになるとグロテスクだった。(Confluencias: La Havana vieja, Habitat del Arte Latinoamericano)

4:00PM
 ミルトンさんがホテルまで迎えにきてくれて、ダウンタウンを一望できる丘の上の公園、モン・ロワイヤルに車で向かう。途中、観光案内所に寄っていっぱい冊子をもらって、モントリオールについてもいろいろ説明してもらった。オープニングまで時間があったので、プラトーにあるアパルトマンでお茶をごちそうになった。プラトーは街の北東に位置する住宅街で、外階段のついた2,3階建てのアパート群が特徴的だ。ミルトンさんのアパートもそのうちの一つで、古いけれど広くてきれいなアパートだった。

7:00PM
 バスで、オープニング会場のモントリオール美術館へ。かなり冷え込んできた。着いてみると、なんともういっぱいで入れないとのこと。ちょっとがっかりしたけれど、おかっぱ頭のマルティンさんを紹介してもらう。彼女はアーティストでもあって、土曜にアトリエを見せてくれるそうだ。
 レセプションまで時間があいてしまった。何か食べようということでミルトンさんがチャイナタウンに連れていってくれた。Cali(カリ)という名のベトナム料理屋で、パオと呼ばれるライスヌードルを食べた。ミントの葉やレモンの入ったさわやかな味。おいしい。
 レセプション会場はギャラリーの集まったビルの中にあるエリック=ドゥブリン・ギャラリーだった。ここでフェスティバルのディレクターであるロゾン氏を紹介してもらった。モントリオール在住20年の日本人女性、花野さんにも会った。日本との文化交流のお仕事をなさっていると聞いた。いろんな人があふれていて盛況だったけれど、私は猛烈に眠たくて早々に引き上げた。

3月10日・快晴・0℃
ゲーテでのプレス上映(休憩時間)
ゲーテでのプレス上映(休憩時間)
9:00AM
 ゲーテに行く。三番目にフランス人作家、Rechard Baquieのドキュメンタリーを観た。96年に43才で亡くなった作家で、ノートに書きつけた詩をそのまま作品に使っている。東京での制作がでてきて、道路表示を背景に、アルミのような金属で「疑いの瞬間」という文字を溶接した作品が印象に残った。あとはタイプライターの一つの文字だけをたたき続ける仕掛けの作品、キュビズムの階段を降りる作品をもじって、階段の裏に映像が流れる作品などが面白いと思った。(Etant Donne, Rechard Baquie)
 午後は昼寝をして、夜にレナード・バーンスタインのドキュメンタリーを観た。ニューヨーク・フィルの指揮者でありながら、ブロードウェイ・ミュージカルの作曲家、若手育成のメッカ、タングルウッド音楽祭での活躍、テレビ出演など、彼の華々しいキャリアを、家族や仕事仲間のインタビューも織り交ぜて振り返る。二時間程あって、ちょっと長いなと思ったけれど、才能と人なつっこさにあふれた彼の性格が垣間見えるよい作品だった。(Leonard Bernstein: Reaching for the Note)

3月11日・くもり/雪・-4℃
 今日は田中さんのビデオの上映だ。朝はゲーテでドキュメンタリーを五本観た。前半の三本がなかなかよかった。ナン=ゴールドウィンの短めの作品。(Nan Goldin)そしてフィンランドの幻想的なパフォーマンスの作品、古代の森の神や精霊たちをモティーフにしていて飽きさせなかった。10人のパフォーマー達が神話の世界へと観る者を導く。(Pre Kalevala)次のオランダのダンスもの「Nussin」もよかった。二組の男女がタンゴを踊る。その踊りがとてもうまい。15分という短い作品だけれども、最後まで一気に見せる。監督は何回かFIFAで賞をとっている人で、本作も賞をとった。最後に観たカナダの女性画家は、アメリカのグランド・マア・モーゼスのような感じだった。とても貧しくて苦しい生活だったけれど、明るい色彩の楽しい水彩画を描いたモウ=ルイス。(The Illuminated Life of Maud Lewis)
モントリオール美術館(ボザール)
モントリオール美術館(ボザール)

 午後から雪になった。モネの展覧会をやっているモントリオール美術館へ行ってみる。ジヴェルニーで描かれた作品が中心となっていて写真もたくさんあった。睡蓮をモチーフにした作品が本当に多い。

8:00PM
 いよいよ現代美術館で我々の上映の時が来た。川俣正のフランスでの椅子を使ったインスタレーションのドキュメント(Tadashi Kawamata, Le Passage des Chaises)とゴールズワージーのもの(Andy Goldsworthy)との三本立だ。会場はいっぱいで、450人程の人が入ったと思う。私は、はじめに紹介してもらって、岡部さんのメッセージを読んだ。田中さんのビデオは最後だった。金山さんとのけんかの話とタピエに花束を渡す話、それから白髪さんが電気服について「おい、これ危ないな」と言ったところが受けていた。吉原さんが紙やぶりをしたところも笑いがおきた。映像はそれほど鮮明ではなかったけれど、音声はきれいだった。雪の中、たくさんの人が観てくれたことがなによりだった。

3月12日・雪・-5℃
 清宮さんが「私が来るといつも吹雪く」と言っていたけど、本当だ。今日も雪。清宮さんは、東京のユーロ・スペースでアート・ドキュメンタリー映画祭を企画している。モントリオールはもう5回くらい来ているそうだ。
 ゲーテでは、ゴッホとサルトルのドキュメンタリーを観た。現代作家のものばかり観ていたせいか、ゴッホはやっぱり絵がうまいなと感じた。(Vincent Van Gogh, L'autodidacte et ses maitres)
 サルトルのほうは、イギリスのBBC が製作したもので、戦後から実存主義のリーダーとなるまでを概観したものだった。(Jean-Paul Sartre: The Road to Freedom)
モントリオール現代美術館
モントリオール現代美術館
 午後は現代美術館の展覧会を観に行った。ジェフ=ウォールというカナダ人の作家とスペイン人の女性作家の企画展をやっていた。十分なスペースがとってあって、ゆっくり観ることができる。iMacで展覧会のサイトが見られるようになっていた。初めて触ったのでうれしかった。その後、美術館の向かいにあるビストロ・バロックでお昼を食べた。いい雰囲気のイタリアン・カフェだ。

5:30PM
 シネマテック・ケベコワーズでアフリカをモティーフにした作品をつくったフランス人アーティスト達のドキュメンタリーを観る。(Les Africanistes, Peintres Voyageurs)その後、建築美術館へ滋賀のミホ美術館を撮った作品を観に行く。建築美術館らしく、素晴らしい建物だけれど、上映の前に散々待たされて観る前に疲れてしまった。オリンピック記録映画のような雰囲気が、対象と少し距離を置いた印象を与えるけれど、ペイ氏の情熱が伝わるいい作品だった。ペイ氏が熱心にしゃべりまくり、日本の技術者たちが首をかしげるといったシーンが多くて受けていた。帰ったら行ってみなくてはと思った。(The Museum on the Mountain)

3月13日・くもり時々雪・1℃
 今日はゲーテでのプレス上映の最終日。スペインの映像作品「月への旅」(Viaje a la Luna)を観る。サマリーによれば、ダリとルイス・ブニュエルへの、特に「アンダルシアの犬」への反撃のシナリオであり、欲望とフラストレーションをヴィジュアル詩として表現しているとのこと。この作品は賞をとったけれど、あまりよくわからなかった。
 その後、辞書を買いに行く途中で火事の現場を見た。火は消えていたけど、一軒が全焼していた。けが人は出なかったのだろうか。午後は、昼食後ひたすら寝てしまった。だから夜に清宮さんが電話をしてきたときはもう朝だと勘違いして、「おはようございます」と言ってしまった。

3月14日・晴れ時々くもり・1℃
1:00PM
 ボザールでグッゲンハイムのドキュメンタリーを観た後、シネマテック・ケベコワーズにユルスナールを観に行く。グッゲンハイムのほうは、美術館よりもむしろメセナのほうに焦点を当てていて、ペギー・グッゲンハイムや館長のインタビューが中心だった。(Guggenheim, Les Derniers des Mecenes)
ユルスナールのほうも、彼女自身や彼女の研究家、知人のインタビューが中心で、言っていることをきちんと理解できなかったのが残念だった。でも作家である彼女の作品はまだ何も読んでいないし、単に須賀敦子さんの本にでてきたからというだけで観たものだから、彼女の顔がわかったことにとりあえず満足した。(Marguerite Yourcenar, Une vie d'Ecriture)
 今日はアイルランドのお祭りパレードがあって、道が混んでいる。天気がよくて、とても暖かい。カフェのテラスに出ている人もいた。

6:30PM
 ゲーテでスウェーデンのダンスものとビョークのドキュメンタリーを観る。スウェーデンのダンスものはなかなかきれいだったが、ソロが続くので少し単調に思われた(Bardo 010)。ビョークのはとてもよかった。全編に流れるアイスランドの荒々しい風景と彼女の歌は、どちらも力強くて魅力的だ。「特定の人だけのためではなく、みんなのための音楽をつくりたい。それがポップだと思う。」と語って、スペインでのレコーディングに励む彼女のサード・アルバムはぜひとも買わねばなるまい。(Bjork)
 清宮さんと一緒だったので、「何か面白い作品、ご覧になりました?」と聞くと、イギリスの「The People's Painting」というのが笑えたとのこと。サマリーには、ロシア系アメリカ人アーティスト二人組が、イギリス人の美術的趣向を探る旅をすると書いてある。どんな旅なのだろうか。

ブオナ・ノッテにて
ブオナ・ノッテにて
8:00PM
 清宮さんやダンス・カンパニー、ラララ・ヒューマン・ステップスの出演する「ベラスケスの小さな美術館」を制作したプロダクション(シネ・クワ・ノン・フィルムズ)の人たちとごはんを食べに行く。ブオナ・ノッテというSt-Laurent 通りにあるイタリアン・レストラン。お洒落な店で、ウエイトレスがみんなきれいだ。料理もとてもおいしい。ラズベリー・ヴィネガーをかけたサラダに感動した。途中で、パーフェクトTVで美術系番組を作っているVaio Netの松崎さんも来られた。あす早くにニューヨークに発つとかで忙しそうだ。監督のベルナールも製作のミッシェルも配給のダニエルもみんないい人で、楽しい集まりだった。私の質問にも快く答えてくれた。「ベラスケスの小さな美術館」の効果の話とか(特殊効果は一切使わず、実際に水の中にもぐって撮ったそうだ)、製作費の調達の話とか、作品を発表するのはどこでとか。明日はオフィスを訪ねる予定。どんなところか楽しみだ。

3月15日・快晴・1℃
12:00PM
 花野さんとL'Expresseというビストロでお昼ごはん。ちょっと気取った、素敵なフレンチ・ビストロだ。天気もよいし、おみやげにヴィネグレット・フランボワーズも買えた。

4:00PM
 シネ・クワ・ノン・フィルムズのオフィスを訪ねる。壁にきれいな黄色やオレンジ色が塗られている。もともとアパルトマンだったらしく、台所やバスタブもあって広い。ベルナールの部屋はじゅうたん敷きでちゃぶ台らしきものまであり、寝泊まり可能だ。スタッフの人たちを紹介してもらった後(なぜかほとんどが女性)、彼らの作品のビデオを観た。ダンスものでメキシコでロケをした作品。水につかった街でダンスが繰り広げられる。どうしてよく水が出てくるのかと聞いたら、ベルナールが「どうしてかわからないけれど、すごく魅かれる素材なんだ。」と答えてくれた。
監督のベルナール・エベール
監督のベルナール・エベール氏
 それから最近のお互いのプロジェクトの話をして、一緒に製作できたらいいねということになった。各国の春を撮るプロジェクトがあって、来年は日本にも来るらしい。ジョルジュ・ルースと田中敦子さんのビデオを送ると約束した。彼らはテレビ局や国から製作費を各プロジェクトごとに得て、その都度カメラマンや編集スタッフを集めて製作している。「じゃあお金には困ってないのね。」とぶしつけながら聞いてみると、「うん。だいぶ楽になった。でも最初は全然お金がなかったし、10年前はこういった分野への投資はほとんどなかった。だけど、賞をとって注目されたことで仕事がくるようになったし、テレビ局や国の体制も変わってきたからね。」と返ってきた。最後に、最近ニューヨークでオーディションをした俳優の写真を見せてくれた。ストーリー仕立ての作品に起用するんだそうだ。
プロデューサーのミッシェル・ウエレット
プロデューサーのミッシェル・ウエレット
ベルナールは情熱的で次々とアイデアを繰り出しているクリエイターという風貌で、ミッシェルは穏やかな青い目に静かな光をたたえた紳士。かなり素敵だ。二人はもう17年も組んで仕事をしているそうだ。うらやましい。

8:00PM
 プラス・デザールにオペラを観に行く。マノンというプッチーニの恋愛もので、久しぶりに生のオーケストラを聞けた。主役の男の人の声がよかった。英仏字幕もでているので、セリフも理解できる。54ドルの席で十分近くで観られた。途中で居眠りしてしまったけれど、音楽付きで気持ち良くうとうとできた。

3月16日・快晴
9:00AM
 バンクーバーへ出発。モントリオールはとてもいいとこだ。
 また夏にでも来てみたい。

(1999.5 ゆやまななえ/ウーファー・アート・ドキュメンタリー/アシスタントプロデューサー/フランス語圏担当)

田中敦子 もうひとつの具体

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