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Yasumasa Morimura
different kind of stages
収録パフォーマンス

1. 幸[さち] -happiness-

Oct. 16, 2003 Tokyo 25min.

2. なにものかへのレクイエム -京都-

Nov. 18, 2004 Kyoto 48min.

3. なにものかへのレクイエム -武蔵野

Nov. 22, 2004 Musashino 44min.

4. 「美術」としての河内音頭

Nov. 19-20, Dec. 5, 2005 Kyoto 23min.


 Chapter2ができあがりつつある頃、森村泰昌のもうひとつのアーカイブの企画を考えていた。舞台でのパフォーマンスの記録である。2003年から2005年にかけて収録した4種類の映像は、森村泰昌のもうひとつの側面をご覧いただける。
 森美術館のオープニングパーティーのイベントとして上演された「幸」は、森村がパーティー会場に清掃員として掃除をするところから始まる。地鎮祭をテーマにしたパフォーマンスは新しいものと古いもののへの想いを具体化したシナリオらしい。3台のカメラによって捕らえた映像は、ゴージャスな会場に多少場違いなパフォーマンスを持ち込んだ面白さも見え隠れする。
 京都と武蔵野の会場で上演された「なにものかへのレクイエム」は人類の創世記から現代までの具体的モチーフがちりばめられ、様々なアーティストの発する表現をミックスした舞台になっている。京都での撮影は4台のカメラで大規模な舞台装置を使った詳細がご覧いただける。武蔵野での講演はシナリオ自体は同じであるが、舞台形状がまったく異なっているため、別のビジュアルを楽しんでいただける。
 最後に収録している河内音頭は、1998年に収録したお祭りムードの河内音頭とは少し異なり、旅芸人風美術家森村のエッセンスが盛り込まれている。冒頭のソロでのアカペラでしっかりと歌詞を聴いていただきたい。ジャケットの表紙はこのソロを歌っている森村である。このパフォーマンスのみ、16:9の縦横比で収録している。


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