oimo tabaimo -2003- 束芋 束芋のドキュメンタリー第二弾。内外の多くの展覧会に参加して世界へ羽ばたき、26歳の若さで出身大学の教授に就任した束芋。現代日本の日常風景をモチーフとすることが多い彼女は、社会をどのように観察し制作に取り組んでいるのだろうか。
本作は、2001年に横浜トリエンナーレへ最年少で参加し話題になった「にっぽんの通勤快速」をはじめ、観客参加型の作品である「にっぽんの御内」や、「お化け屋敷」など近作の紹介と束芋へのインタビューで構成されている。子供の頃に描いた絵を見ながら語る束芋や、学生の時に制作した「にっぽんの台所」の前身となる作品、海外での展覧会の設置風景なども収録されている。「にっぽんの通勤快速」「ユメ ニッキ・ニッポン」「にっぽんの御内」「お化け屋敷」の4作品のほぼ全体を個別に見ることができる付録が付いている。
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