モヒカンとハンガリ ギュウとチュウ 篠原有司男 と 榎忠
Shinohara painting/ 篠原ペインティング
Fantasy of Greek Mythology/ ギリシャ神話ファンタジー
高さ8m幅延べ50m。超弩級の大壁画がNYで描かれた。その制作から展示風景、そしてモチーフの説明を篠原本人が丁寧に語っています。蛍光色のアクリル絵具を超スピードで塗りたくった感動的物語、ギリシャ神話の背景がなんとなく伝わってきます。
Chu Enoki sculputure1/榎忠の彫刻1
PATORONE-35
消えて行きつつあるアナログの象徴、35mmフィルムの器 ”パトローネ”の美しさに魅了されたから作品になりました。闇の中に光るその14トン約100万個にもおよぶフィルムの残骸は数千万の一瞬の光を捉えた輝かしい証です。
Ushio Shinohara sculputure/
篠原有司男の彫刻
The Greatest Motorcycle on Earth/
地上最大のバイク
9mにもおよぶダンボール製バイク。本物よりも本物らしいとは何でしょう。カッコいいとは何でしょう。これを眺めていると人間のちっぽけさを再び感じる何ともエロティックな作品です。制作過程を観ながら篠原の作品との格闘を再び眺めましょう。
Chu Enoki sculputure2/
榎忠の彫刻2
unearthing/
RPM-1200
これまた総重量10数トンにおよぶ積み木のようなもの。集められた様々な形状をもつ鉄製の機械部品廃材が作品に生まれ変わる様子は圧巻です。一見何なのか、何をしようとしているのかわかりませんが、男たちには何故か人気です。
Shinohara Ushio Chu Enoki
Mohawk and Hungary
篠原有司男と榎忠、モヒカンと半刈り
モヒカン刈りでアメリカに渡った男と、全身の毛を半分刈ってハンガリーに行った男が自由の女神とマンハッタンを眺めながら話しています。1932年生の篠原有司男、1944年生の榎忠、展覧会開催数日前に両者とも綺麗に散髪しました。
Chu Enoki Action Painting
榎忠のアクションペインティング
FALCON-C2H2
ファルコン(隼)をイメージした大砲。展覧会開催の始まりと終わりには多数の観覧客を前に爆音を鳴らし、なにものかを発射しました。美術を愛し続ける榎忠の世界の中心です。静かすぎる作品の説明と爆撃前の榎のトークに榎忠の人間性を感じさせます。
Ushio Shinohara
BOXING PAINTING
篠原有司男のボクシングペインティング
篠原有司男の代表作です。今回は過去最大の距離に挑み、そしてボクシングペインティングの歴史を自らハイスピードで猛烈に語り尽くします。本当によく喋る人で、編集で切れないほどなので、話はノーカットです。
モヒカンとハンガリ ギュウとチュウ 篠原有司男 と 榎忠 監督・青木兼治 |
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