家庭用ビデオによるアート・ドキュメンタリー撮影マニュアル

家庭用ビデオカメラによる
アート・ドキュメンタリー

 1、はじめに
 2、撮影
 3、展覧会を撮る
 4、フォーカス
 5、アイリス
 6、三脚を使う(水平・垂直)
 7、ホワイトバランス
 8、フレーム(カット)
 9、三脚を使う(パン・チルト)
10、ズーム
11、照明
12、音声
13、展覧会を撮る―まとめ―
14、制作風景を撮る
15、インタビューを撮る
16、
編集・発表





 インタビューは、短いものだとアングルは1種類で良いですから、後は、はっきりと話してもらうことや、話しの内容に注意して下さい。話しの内容に関して素材が不足していないかどうかや、言葉の言い回しが不明瞭、不適切など注意するポイントは以外と多いのがインタビューです。できれば、カメラマンとは別に、インタビュアーがいると良いでしょう。

長い目のインタビューでは、「先程も言いました様に」とか「繰り返しますが、」等の言葉が入ると、編集で入れ替えたり、カットしたり出来なくなったりしますので、できれば使わないように言っておくのも良いでしょう。

◆音声◆
 必ず外部のマイクを使用します。出来れば、ピンマイクを用意します。ワイヤレスピンマイクの無い場合は有線のピンマイクを使用しますが、通常有線のピンマイクのケーブルは2mくらいですので、延長ケーブルが必要になります。5mくらいの延長ケーブルを用意し
ましょう。外部マイクを使用するときは、電気的な外来ノイズに気をつけましょう。

 ガンマイクを使用する場合は、音声担当者がヘッドフォンでモニターしながら、話しをする人物の声を明瞭に捕える様にしましょう。
一人でオペレートする場合は、あまりおすすめできません。

◆照明◆
 家庭用のバッテリーライト(20〜30w)が使用できます。

AC ライトを使用するときは、バウンズさせるか、トレーシングペーパーで光を拡散して柔らかい光にしたいものです。

 また、出演者に向かって急にライトを付けると、出演者が驚いたり緊張したりすることもあるので、注意しましょう。

◆インタビューを撮る ―まとめ―◆
 インタビューする人の背景や、向き、音声のレベルに注意しましょう。インタビューに慣れている人ならともかく、カメラや照明を向けられると誰でも緊張して話しにくくなるものです。

 なかなか難しい事ですが、少しでも話しやすくする環境作りも良いインタビュー収録の一歩です。

 いろいろと質問等をした方が、話しやすくなる事もあります。
ケースバイケースですが・・・。

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